3年間書店で働いていました。
今回私が書店に就職するまでにいたった経緯を書いていこうと思います。
本との出会い
私が幼稚園のころまでは外で元気に遊ぶ男の子でした。
しかし、ある日足に大けがを負ってしまい、外で遊べなくなってしまいました。
それがきっかけで部屋に引きこもるようになった私は1人で教室に置いてあった本を読むようになりました。
小学校に入ってからも毎日お昼休みには図書室へ行ってました。
そのころに読んでいたのは小説ではなく理科系の学習漫画や伝記などでした。
歴史や文学より科学の本を好んでいました。
また、祖母が定期購読をしてくれた学年誌もよく読んでいました。
運命の進路選択
時は流れ高校の進路選択の時、将来特にやりたいことが決まってなかった私は、数学ができなかったという理由で文学部のある大学に進みました。
(小学校のころはあんなに科学の本を読んでいたのに結局文系人間になりました)
大学時代の私は、平日は授業とサークル活動、休日は友人と遊んだりアルバイトをするなど、それなりに楽しい学生生活を送っていました。
しかし、楽しい時間も長くは続かず、いざ就職活動となったとき、いったい何の仕事をすれば良いのか分かりませんでした。
子供のころから引きこもり、本だけではなく、漫画、アニメばかり見ていたインドア派。
勉強もまじめにしてなかったため、高校時代は一時期偏差値が30近くに落下するクズっぷり(今思うとかなりヤバイ)
努力をせずに楽な道ばかり選んできた自分は、資格も技能も夢もないFラン大学生。
このときになって、もう少し早く自分の道をはっきりしておけばよかったなと後悔しました。
しかし、このときに行った自己分析は、自分を冷静に見つめなおすいい機会になりました。
自分は一体何が好きなのか、なにができるのか、どういう仕事をしたいのか。
何カ月もかけて自分を見つめなおしました。
その間にも企業の合同説明会やセミナーなどに参加し、徹底的に企業研究、業界研究にいそしみました。
その結果導き出された選択肢が書店員でした。
書店員に決めた理由
私は子どものころから本が好きで、毎日のように学校の図書室に通っておりました。
高校生になるとお小遣いのほとんどを漫画に費やすくらい書店に通いつめ、
大学のときも暇さえあれば書店や図書館を利用していました。
さらに、高校時代は書店で職場体験をしたことがあったので、書店の仕事はふんわりと知っていました。
そう、私の人生のほとんどは本に囲まれていたのです。
「書店員なら毎日本屋に行けるから、自分の好きな環境で働くことができる!そうだ、書店員になろう!」
そう思った私は、それ以降、書店を中心に就職活動を始めました。
高校時代はひきこもりでコミュ障だった私でしたが、大学では自分を変えようと演劇部に入り、ディスカウントストアとコンビニで接客のバイトをしていたため、ある程度のコミュニケーション能力はついていました。
そんな努力が報われたのか、見事に第一志望の企業から内定をいただきました。
正直受かるとは思っておらず、試験会場にいくたびに「ここに来ることはもうないだろう・・・」と思っていたくらいだったので、内定の通知をいただいたときは文字通り軽く小躍りしましたww
いままで周りに流されるように生きてきて、受験も進路選択も嫌なことから逃げるように
してきた私が、初めて自分で考え自分で選択した決断が実を結んだ瞬間でした。
ついに書店員へ
無事に内定をもらい翌年に新卒で入社することができました。
初めて社会に飛び出すことは不安でしたが、自分の好きな業界に入社することができた喜びとワクワク感を抱きながら、私は書店員への道へ足を踏み入れたのです。
その後3年間書店で働き、結果的に会社を辞めてしまいましたが、とても多くの事を学び、いい経験をさせてもらいました。
書店での体験や退職にいたった経緯などはのちのち書いていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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