どうも、りゅうです。
2022年3月現在、私は基本情報技術者試験の勉強をしており、今年の春の受験を目指しています。
働きながら資格試験の勉強って大変・・・。
今回は、私がこの試験を受ける理由と勉強法をご紹介しますので、これから試験を受けるよーという人はぜひ参考にしてください。
【ざっくり解説】基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者試験とはプログラマー・システムエンジニアなどITに携わる人が、基本的なITスキルを体系的に学習し、受験することができる国家試験です。
主催している情報処理推進機構(IPA)のWebサイトには、対象者像を以下のように記してあります。
「高度なIT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」を対象
私なりに要約すると「ITに全般に関して基本的な知識を身に着け、それを試すテスト」なのかなと思っています。
試験内容は、コンピュータがどういう動きをしているかなど技術的な部分(テクノロジ系)、ITを使ったビジネスについて(ストラテジ系)、ITを組織でどのように導入・管理運用するか(マネジメント系)などITに関して広く学ぶことができます。
エンジニアが受ける試験だけどプログラミングの試験ではないよ。
詳しくは別の記事でも解説してますので、そちらをご覧下さい。
私が基本情報技術者試験を受ける理由
今の会社で正社員になるため
現在私は派遣でシステム開発の仕事をしています。
正社員への登用をめざしており、登用の最低条件の1つが「基本情報技術者試験の合格」でした。
自分のスキルアップのため
正社員登用の条件だからというのもあるのですが、もう1つの理由が自分のスキルアップのためです。
システム開発の職場で働きだしたのは昨年7月からで、それまで私は書店員、イベントスタッフ、PCショップ店員などシステム開発業務とはかけ離れた仕事をしていました。
PCショップ店員してたからハードウェアのことはまだチョットダケワカルヨ
職場の人たちと比べ、経験だけではなく、系の知識も足りないので、少しでもその穴を埋めたいと思い受験を決めました。
私流・基本情報技術者試験勉強法
ここで私がやっている基本情報技術者試験の勉強法をお伝えします。
過去問を解く
つい、テキストを読むところから始めてしまいがちですが、いきなりテキストを読むのではなく、まずは過去問から解きます!
なぜかというと、分厚いテキストをながながと読むのは結構大変です。
読んでもよく分からない難しい内容もあるので集中力途中できれちゃいます。
なので、あえて先に過去問を解くところから始めます。
しかし、最初全く解けないと思います。
ですが、過去問を解くことで以下のことが分かります。
- どういう問題が出るか事前にわかる
- 出題の傾向、問題のクセが見える
- 自分が分かる分野分からない分野が分かる
そのあとにテキストを読むことで、重点的に自分が勉強をした方がいいと思う場所、つまり自分の得意分野・苦手分野が分かると思います。
ちなみに私の場合だと、CPU、アルゴリズムなどのテクノロジ系がさっぱりわかりませんでしたが、マネジメント系はよく点数が取れていました。
基本情報技術者試験過去問、令和元年秋(1回目)
合格ラインは60%だから、もうちょいやればいいラインまでいけるかも。
テクノロジ系を頑張りたい。
#基本情報技術者試験 pic.twitter.com/77U9Zg90JS— りゅう@基本情報勉強中 (@bokkemondesu) January 29, 2022
過去問の勉強は「基本情報技術者試験ドットコム」内にある基本情報技術者過去問道場を利用しています。
アカウント登録すると過去の自分の成績を見直すことができたり、スマホでも見ることができるのでオススメです。
電車の移動中や休み時間に数問問過去問を解くようにしています。
学習計画表を作る
過去問を解いたらテキストなどで学習!・・・といきたいですが、その前に試験日から逆算して学習の予定表を作りました。
- どの分野をいつまでに勉強するのか
- 勉強時間をどれくらい確保できるのか
少なくともこれを知っておかないと、本番ギリギリになっても過去問はおろか、テキストを半分も読めてない・・・という事態に陥ってしまいます。
以前、この学習予定の設定をミスったせいで、情報セキュリティマネジメント試験に落ちたという苦い経験があります。
→情報セキュリティマネジメント試験を受けたけど落ちたので感想を書く
まずはざっくりとカレンダーなどに予定を書いておくことで、勉強に費やせる時間が現実的に見えてくると思います。
その後に「3月中にテキストを読み終える!」や、「平日必ず1時間は勉強する!」などの目標を立てていきます。
ちなみに私はGoogleスプレッドシートにテキストを読むスケジュールを書き込みました。
しかし、予定通りいかないことの方が多いです。
その場合は定期的に再度計画を練り直しています。
テキストなどで復習
さあ、ようやくここからインプットのお時間です。
私は下記テキストを使って勉強しています。
個人的にイラスト付きの方がイメージしやすいのでイラストがある参考書を選んでますが、好みが分かれると思うので、書店で良く吟味してからテキストを買うのがオススメです。
同じてイラスト付きだとこちらもオススメ。ただし結構分厚いです。
過去問を解く(2回目)
ある程度勉強が進んだらもう一度過去問を解きます。
すると、1回目より解ける問題が少し出てきます。
このようにインプット(テキストを読む)とアウトプット(過去問を解く)を繰り返していき、正答率を少しずつ上げていきます。
動画や別の本で勉強する
基本情報技術者試験の参考書は試験範囲を限られたスペースで解説しているため、どうしても説明不足になっている箇所があり、何度読んでも理解できないことが多いです。
浮動小数点や回路とか分けわからん
そういう場合、ネットで検索したり、Youtubeや専門書を読むなどして深堀りしていきました。
特にYoutubeの動画解説はあなどれません。
かなり分かりやすく解説しくれる動画がいくつもあります。
「ケミカルさん:【二進法】【ビットとバイト】1-1高校情報Ⅰ」
「ITすきま教室さん:「基本情報技術者試験/論理演算の基本.v1」」
専門書だと『マンガでわかるCPU』という本がとても分かりやすかったです。
基本情報技術者試験の本ではないですが、CPU、2進数、論理演算など基本情報技術者試験の分野といくつか被っていたため買ってみました。
すると読んでびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!とても分かりやすく解説してあり驚きました!
基本情報の範囲大体被ってて分かりやすいからしばらくこの本で勉強します
#基本情報技術者試験https://t.co/7pRzIoO1G0— りゅう@基本情報勉強中 (@bokkemondesu) March 3, 2022
Zennでアウトプット
まだ始めたばかりですが、「Zenn」というサービスを使い勉強したことをアウトプットしています。
「Zenn」とはエンジニア向けの情報共有サービスです。
似たようなサービスに「Qiita」がありますが、Qiitaとブログプラットフォームの「note」を足したようなサービスです。
デザインがシンプルで使いやすいので、今後、勉強のアウトプットはそちらで書いていこうと思います。
Zennについて知りたい方は、別の方がZennについてまとめている記事を見つけたのでそちらを参考にしてください。
まとめ/基本情報技術者試験の私の勉強法
以上、基本情報技術者試験の私の勉強法をご紹介しました!
まとめると以下の通りです。
- 私が基本情報技術者試験を受ける理由
- 今の会社で正社員になるため
- 自分のスキルアップのため
- 私流・基本情報技術者試験勉強法
- 過去問を解く
- 学習計画表を作る
- テキストなどで復習
- 過去問を解く(2回目)
- 動画や別の本で勉強する
- Zennでアウトプット
5月の中旬の受験をめざしており、それまでTwitterとZennで進捗や勉強のアウトプットをしていく予定です。
1発合格したいなあ・・・
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント