10月27日~11月9日までの2週間は読書週間です。
また読書週間が始まる10月27日は「文字・活字文化の日」でもあります。
(読書週間についてはコチラを参照(2019年版 ポスターが可愛い))
→公益社団法人 読書推進運動協議会公式サイト
読書を推進し本の文化を盛り上げようというこの期間は、書店や図書館を中心に様々な本のイベントが行われたりします。
小学校の頃は読書週間の時期に授業で読書の時間があった人もいるのではないでしょうか。
しかし、学年があがるにつれ、読書の時間はだんだん減っていき、大人になるとまるっきり読書の時間がなくなった人も多いと思います。
私も、本を読む時間よりもスマホやネットを開く時間が多いです
(実際こうやってブログを書いているわけですし(笑))
しかし、勉強のために本を読むことになったり、周りの人から「本を読みなさい」と言われ「自分も本を読まなきゃ」と思う方もいると思います。
ですが、普段本を読まない人がいきなり本を読もうと思っても一体どれを読めばいいのか分からないかもしれません。
そこで私、ぼっけもん流の本の選び方をご紹介いたします。
そもそも本の読み方に正解は無い
一口に本と言っても様々な種類があります。
小説やビジネス書、自己啓発書、マンガ、雑誌、旅行書、児童書、料理本、子育て本などなど。
ですが一般的に「本」と言われてイメージするのは小説・ビジネス書・自己啓発書なのではないでしょうか。
確かにこのジャンルは学校でも推進されていたり、この本を読んでいると「ザ・読書」という感じがしますw
もちろんこのジャンルは名作ぞろいで読んで間違いはないかもしれませんが、いきなりこれらの本から手を出すのは少しハードルが高いかもしれません。
私は本はあくまでも娯楽だと思っています。
もちろん教養に必要なものですが、どんなに有名な本でも楽しく読めないと途中であきてしまいます。
だからマンガやラノベでも全然いいと思いますし、芸能人のエッセイとかも面白いのがたくさんあるのでそういう物から手を出してもいいかもしれません。
もちろん電子書籍も読書に入りますが、中身を見て判断するのが難しいので、まずは書店で本を探すのがお勧めです。
本の選び方
さて、いざ書店で探すといっても膨大な数の本の中から探すのは一苦労です。
最近だと本の検索機が置いてある店舗も増えてきたのでそこから探してみるのもいいでしょう。
しかし、特に何も決まってない人もいるかもしれません。
そんな方は以下の本の選び方を参考にしてください。
はじめに:なぜ本を読むのかを考える
まずは本を読む理由を考えましょう。
もちろんふらーっと書店に立ち寄ってから探すのもいいですが、せっかくなので最初は目的をもってから書店に立ち寄ってみましょう。
物語が読みたいのか、勉強になる本を探しているのか、悩みを解決したいのか。
そうすることで、目当ての本が探しやすくなります。
その1:自分の興味があるものから選ぶ
たとえばあなたが映画好きだとします。
毎週のように新作が公開され、最近だと動画配信サイトでもたくさんの映画が配信されています。
その中からどうやって選びますか?
邦画、洋画、出演者、監督、アクション、SF、恋愛、メジャー、マイナーなどなど
映画を選ぶ基準は人それぞれです。
同じように本の選び方も自分が興味を持つものから選んでいきます。
小説が読みたいのなら小説のコーナーに行き、歴史の本がいいなら歴史のコーナーにと言う風に、自分の興味があるジャンルから好みの本を見つけましょう。
その2:書店のランキングから選ぶ
多くの書店ではランキングコーナーが設けられています。
ランキングの上位にあるということは人気があるということ。
その多くが新刊ですが、話題作や映画・ドラマ原作が上位に食い込むこともあります。
また、「書店員オススメの本コーナー」や「本屋大賞コーナー」など、イベントスペースで大きく目立つように置いている本は書店員のおすすめしている本です。
書店員発信でベストセラーが生まれることも多いので、そういったジャンルから選んでみるのもいいかもしれません。
その3:平台や面陳に並べてあるものから選ぶ
ランキングやイベントコーナーだけではなく、通常の本棚から選ぶという方法があります。
書店の棚の並べ方は基本的に「平積み、面陳、棚差し」の三つの方法で並べられています。
面陳・・・棚に本の表紙を向けて立てた陳列。
棚差し・・・もっとも一般的で背表紙を向けて棚に差した陳列。
平積みは最も目立つ場所にあり、新刊や話題作、書店や出版社が推している本が並べられています。
面陳は平積みと同じく新刊・話題作が多いですが、目の高さにあるためPOPが多く付けられています。
どちらも書店員が推してある本が多いですが、中にはロングセラーや作者・シリーズつながりで固めておいてあるなどしているため、意外な本との出会いが生まれることがあります。
その4:昔読んだ本を探してみる
子どものころに読んだ本を探すという方法もあります。
教科書に出てきた本や、図書館で借りた本などで昔読んだ本を読みなおして見てはいかがでしょうか。
また、同じ作者さんの他の本を探してみるのも面白いでしょう。
読みたい本が児童書ということもあるかもしれません。
児童書コーナーは入りづらいかもしれませんが、意外にも昔の本が今でも置いてあったりします。
最近の児童書はマンガ・アニメ調のイラストで子どもでも手に取りやすいようになっているので、違った発見があるかもしれません。
(余談ですが私は書店に行くと9割の確率で児童書コーナーに立ち寄りますw)
その5:人から勧められたものから選ぶ
何を買えばいいか分からないという人はとりあえずこの方法をとるのが一番てっとりばやいです。
特に最近はネットなどで有名人がオススメしていたり、「初心者オススメの本5選」などでまとめられているので、どんな本があるのかすぐに探しやすくなっています。
またネット書店のレビューや書評サイトで他の人の感想を読んでみて決めることもできます。
しかし、人が面白いと思った本が自分の好みに合うとは限りません。
読んでみたら意外と難しかったり、文字が多くて読みづらかったり、そもそも自分の好みにあわないこともあります。
他の人の意見は「※個人の感想です」に止めておき、最終的に選ぶ本は自分が面白そう思った本にしましょう。
まとめ:本を選ぶ選択肢は広がっているけれど・・・
ネットの普及の影響もあり、書店の数が激減し、同時に書店に足を運ぶ人は年々減っています。
ですが、私たちが本を購入する選択肢は増えています。
書店だけではなく、コンビニやスーパー、家電量販店でも本が置かれています。
インターネットで本を購入すれば、自宅やコンビニでも受け取れるため、書店がない自治体でも本を購入できます。
電子書籍は本を手軽に持ち運びできるようになりました。
ネットを使えば本の情報をすぐに仕入れられます。
ですが、やはり本を「選ぶ」とするなら書店に勝るものはないと思っています。
書店ならば数千冊の本が並べられ、実際に手にとってみて試し読みをすることができます。
実際に見て手に取るというのは不思議なもので、気になる本だけではなく、全く知らなかった本との出会いが生まれることもあります。
たまにでいいので本との偶然の出会いを求めに書店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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