書店がどんどん町から消えていく昨今。
そんな状況の中、2020年2月7日、静岡県ではおよそ4年ぶりに新規書店がオープンしました。
しかも全国にチェーンがある大型書店ではなくいわゆる「街の本屋さん」とも呼ばれる個人店。
オープンしたらすぐに行きたい!と思ったのですが、コロナウイルスによる自粛のため浜松市内からなかなか出れずじまい・・・。
6月になってようやく訪れることができました!
「走る本屋さん 高久書店」とは
「走る本屋さん」はもともと店主の高木久直さんが本業の書店業務の合間に本の無い地域へ車で赴き、子供たちに本を販売したことが始まりでした。
この活動はテレビやネットニュースに取り上げられるなど大きな注目を集めていました。
そしてついに今年独立し、長年の夢だったという自分のお店をオープンしました。
出店までのこれまでの経緯は店主さんのnoteでも書かれていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
→note:走る本屋さん高久書店
店内の様子
「高久書店」は築100年の歴史ある建物を改装して作られており、約10坪ほどの小さなお店です。
子どもの頃によく通っていた近所の本屋さんを思い出しとても懐かしく感じました。
決して大型書店ほどの品ぞろえはないものの、約6000冊の本は店主さん自らが選んでいるとのこと。
文庫、文芸書はもちろん、雑誌、ビジネス書、女性誌はもちろん、学校参考書、児童書など子どもから大人まで楽しめる本がズラリ。
店主さんおすすめ本のコーナーや
コミックも置いてます。話題の『鬼滅の刃』もちゃんとありましたよ。
店主さんに「どうぞ奥もご覧になってください」
と薦められ奥へ進むと、そこには机といすがあり小さな読書スペースになっていました。
2階もあるとのことなので登ってみると・・・。
なんと2階にも読書スペースがありました!
話によると店を開くにあたり、この2階のスペースを見てこの物件に決めたとのこと。
ときどき学生さんたちが自習などで使っているそうです。
↓
「走る本屋さん 高久書店」のアクセス・営業時間など
住所 | 静岡県掛川市掛川642-1 |
TEL | 0537-29-6120 |
営業時間 | 月曜日~土曜日 10:00~19:00 |
定休日 | 日曜日 |
ホームページ | https://sites.google.com/view/books-takaku |
https://twitter.com/books_takaku | |
note | https://note.com/books_takaku |
まとめ/街の本屋さんがあることで地域が明るくなる
書店がどんどん減っていく中こうした新しい書店がオープンすることは本好き、書店好きのみならず、地域の人達にとってもとてもうれしいニュースだと思います。
現在はなかなか他の地域へ移動することが難しい状況ですが、掛川に立ち寄ったとらぜひ高久書店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
私はすっかり店主さんとお店のファンになってしまったので、また機会があれば行ってみようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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