私が書店員を辞め、一番最初に始めようと思ったのが、このブログ開設でした。
・読んだ本の感想を文章にして残したい。
・ライティング力をつけたい
などの理由です。
ブログ開設にあたり、たくさんのブロガーさんのサイトを参考にしました。
その中の1人「クロネさん」が「ブログ初心者がまず読むべき本」とご紹介されていたのが、
グレッグ・マキューンの『エッセンシャル思考―最少の時間で成果を最大にする―』でした。
少しでもブログを書く力をつけたいと思い、さっそく読んでみました。
するとブログに限らず、仕事や学業、趣味や日々の生活にも役立てる大事なことが書いてありましたので、少しですがご紹介したいと思います。
この本は、
・新しいことを始めたいと思っている人
・やることが多すぎてなにから手をつければいいのか分からない人
におすすめしたいです。
マンガ版もあります↓
エッセンシャル思考とは?
まず、タイトルにもなっているエッセンシャル思考とは
「より多くのことをやりとげるのでなく、正しいことをやりとげる技術を身につけること」
たとえば、前からずっとやろうと思っていたブログを始めようとします。
しかし、平日は仕事に追われ、休日は友人との予定が入ったりして時間が作れずなかなか始められません。少し時間がとれたのでようやく始めようとしてもなかなか集中できず、結局開設できずに終わってしまう。
このように、「やりたいことがあるのに、やらなければならないことに時間を奪われ、結局どれも中途半端になってしまう」という人は多いのではないでしょうか。
そこで必要なのが「本当に必要なことを取捨選択し、それに全力を注ぐこと」です。
「より少なく、しかしより良く」する方法
この本では、エッセンシャル思考を実践する方法を以下のように紹介しています。
評価する
やること、やらなければいけないことを一度リストアップしてみます。
ここで必要な考え方は
「何をあきらなくてはならないか」と問うかわりに「何に全力を注ごうか?」と考える
ということ。
リストアップした物の中で自分の中の重要事項のみピックアップし、優先順位をつけていきます。
それが家族との時間か、友人との約束か、仕事か趣味か、それとも夢・目標なのか。
自分の最優先事項を考えていきます。
捨てる
最優先事項が分かったら今度はそれを妨害するものを取り除きます。
・友人との予定を減らす。
・趣味の時間を減らす。
・仕事を選別し、本当に必要なものだけ選ぶ。
などなど。
物を捨てるコツは
「もしもこれを持っていなかったら、今からお金をだして買うだろうか?」
だそうです。
しかし、仕事の依頼や友人の誘いを断るのはかなり大変です。
その方法をこの本ではこう書いていました。
捨てるには努力が必要
やろうと思ってすぐにできたら苦労はしません。
理由をしっかり考え相手に嫌な気持ちにさせない上手な断り方を少しずつ見つけていくことが大事だと思います。
上手な断り方もこの本に詳しく書いてあったので、是非読んで実践してみてください。
実行する
やりたいことに取り組んだとしてもそれを長く続けて行くことは大変です。
私も夏休みの宿題を早めに終わらそうと最初の何日かはまじめにやっていましたが、
結局途中でさぼり、夏休みのぎりぎりにまとめて終わらしてました。
(たまに終わらないこともありましたがw)
そこで大事なのは、やりたいことを実行するにはそれを習慣にすること。
・鞄の中にメモ帳を入れいつでも書けるようにする。
・勉強するときはまず同じ教科・科目からとりかかる。
など、何かに取りかかる前にきっかけを作り、それをルーティン化することが大事。
このきっかけづくりを続けていけば自然と習慣になり、無意識に作業に取りかかることができるそうです。
選び抜いた行動を実行するためには、やりやすい習慣をつけることが必要だ。行動をしくみ化する
まとめ/エッセンシャル思考を実践してみた。
この記事を書くときに実際にエッセンシャル思考を意識しながら書いていみました。
・今まではテーブル・座椅子で生活をしていたが、ついついだらけてしまうので思い切ってデスク・チェアを購入。視界に本・漫画を入れない配置にする。
・書くときにネットを遮断する(先にwordやメモ帳に下書きをする)
・食事・入浴に時間をかけすぎない。
と自分なりにルールを設けて取り組んでみました。
結果。普段よりも集中して書けたような気がします。
まだ記事を書くのに慣れていないので、何度も書き直しをして時間はかかっていますが、普段よりもスムーズに作業を進めることができました。
考え方を少しだけ変えただけで集中力が変わるので、読んでみてよかったなと思いました。
時間は有限で、あっという間に過ぎていきます。
何かをしたい、何かに挑戦したいと思っていたら気付いたら年だけとっていた。
そういう人生にはしたくないです。
毎日少しでも時間を作り、いろんなことに挑戦していきたいと思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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