『薬屋のひとりごと』が面白い!漫画版が2つあるけどその違いとは?

薬屋のひとりごとアイキャッチ 漫画・アニメレビュー

最近、ライト文芸系の本で中華後宮もの、中華風ファンタジーと呼ばれるジャンルが人気を博しています。

その中で今回はライトノベルレーベルヒーロー文庫から刊行されている『薬屋のひとりごと』についてご紹介いたします。

コミカライズもされておりますが、実は違う作者・出版社から2種類出ており、今回はその違いも解説していきます。

ぼっけぴよ
ぼっけぴよ

正直漫画版はどっちもおもしろいよ!

売り坊
売り坊

けど2つあるってややこしいな

こちらの作品はTVアニメが決定し、2023年に放送予定です!

『薬屋のひとりごと』の概要

・原作小説/(出版社:主婦の友社 作:日向 夏 、イラスト:しの とうこ)

・コミック(ビッグガンガン版)/(出版社:スクエア・エニックス 作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺)

・コミック(サンデーGX版)/(出版社:小学館 作画:倉田三ノ路)

原作は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載中の小説です。
ジャンルは中華風後宮ミステリー・ファンタジー・ラブコメ。

現在は文庫版がライトノベルレーベルの「ヒーロー文庫」から出ております。

漫画版は違う出版社、作者がそれぞれ書いておりますが基本的なストーリーは同じです。

『薬屋のひとりごと』のストーリー

~あらすじ~

猫猫は医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女だったが、人攫いによって後宮に下女として売られてしまう。年季が明けるまで目立たぬように勤めるつもりだったが、皇子の衰弱事件の謎を解いてしまったことから美形の宦官である壬氏の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされることとなる。やがて発生した寵姫の失踪事件は、猫猫を巻き込み国家転覆計画に広がっていく。そして明らかになる壬氏の正体。二人の関係は微妙に変化していく。

薬屋のひとりごと: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

主人公のの猫猫(マオマオ)は、薬草や薬作りが好きな少女です。
毒に対する知識や好奇心、探究心がとても強く、昔から自分を実験台にして毒を食べ続けた結果、ちょっとやそっとの毒が効かなくなりました(ちょっとしたマッドサイエンティスト)。
それを買われ上級妃直属の毒味役となります。
猫猫の才能に気付き、スカウトしたのが宦官の壬氏(ジンシ)。
(ちなみに宦官とは去勢を施された国家機関に勤める人のことです)
美形で女性だけでなく男性からもアプローチを受ける彼ですが、薬や毒にしか興味がない猫猫に軽くあしらわれたことで、逆に猫猫に興味を持はじめます。
以降、猫猫にちょっかいを出したり、後宮の事件の解決を指示したりします。
ミステリー要素はもちろんですが、この二人の掛け合いや関係性が見どころです。

また、ストーリーが進むごとに謎が大きく膨らみ、同時に二人の距離が縮まってきます。

漫画版の違い

なぜ2種類の漫画版があるのかは正直謎です。

個人的な2作品の違いですが、

ビッグガンガン版は絵が美しくキャラクターの表情が生き生きとしています。コマ割や演出が上手い。どちらかと言えば少女漫画っぽい絵柄。ヒロインが可愛い。
・サンデーGX版は「~猫猫の後宮謎解き手帳~」という副題がつく。ストーリーが分かりやすく、細かい描写が上手くストーリーを補完している。作品内では漢字を使用してより中華風が増す。表情の変化が上手い。ヒロインが可愛い。

という感じです。

ぼっけぴよ
ぼっけぴよ

どっちも猫猫がかわいいからヨシ!

売り坊
売り坊

かわいいは正義だな

好みがあると思いますがどちらもおもしろいです。

ちなみにビッグガンガン版は「次にくるマンガ大賞2019」のコミックス部門で一位を取りました。

【コミックス部門第1位 『薬屋のひとりごと』】薬師だった少女が後宮を取り巻く事件の謎を解く!/「次にくるマンガ大賞2019」⑥ | ダ・ヴィンチWeb
ニコニコとダ・ヴィンチが2014年に創設した「次にくるマンガ大賞」。5回目を数える2019年のエントリー作品総数は、コミックス部門、Webマンガ部門の合計で4,222作品にのぼり、ユーザーによる投票総数は約28万票と大いに盛り上がりました!...

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