どうも、りゅうです。
僕が所属しているコミュニティ「ノンプロ研(ノンプログラマーのスキルアップ研究会)」内で行われた「初心者向けプログラミング講座-VBAコース-」を受講したので、今回はその感想を書いていきます。
ノンプロ研講座とは
ノンプロ研講座とは、コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」、通称「ノンプロ研」で行われているプログラミング等の講座のことです。
主な特徴は、以下になります。
- Zoom開催(平日夜の20:00~2:00)
- 講座などのやり取りはSlack
- 複数人での受講のため、講師だけでなく、同じ受講者やコミュニティ内の他の人とも相談しながら受けられる。
- 毎回宿題が出される。
- 一度受講すれば過去動画・スライドは見放題。
- 最終回に学んだことを発表する卒業LTというプレゼンの場がある。
などです。
詳しくはリンク先をご覧ください。
受講した理由
この講座を受講した理由は、VBAを使って少しでも仕事を効率化したいと思ったからです。
僕は昨年7月に転職し、派遣社員として働きだしました。
これまでの職歴は販売職のみで、いわゆるオフィスワークをやってきておらず、初めてWord・Excelを使った業務をすることになりました。
これまで僕のExcelスキルはSUM関数ちょっと分かるレベルだったため、ショートカットやIF関数、VLOOKUP関数すら分かっていませんでした。
始めは上司に「これ知らないの??」とあきれられながらも、少しずつ勉強して今はだいぶ業務にも慣れてきました。
グラフ作成も初めてやりましたが楽しい!
そして、業務で何度かVBAをネットからコピペして使いましたが、こりゃ便利!
・Excelを任意のフォルダにcsv出力
・シート上のボタンを押すと「ファイルを開く」ダイアログが表示されファイルパスを取得する
・ページ罫線を自動で引く
・フォルダの名前を取得しリストを作成
VBAを知らなければコピペや目で確認しながらやってたことが一瞬でできてしまいました!
けれど、何も分からない状態でコピペして使ってたので、エラーが出たり、思ったとおりの動かないこともありました。
なので、
- ちゃんとVBAを学んで理解したうえでプログラムを書いていきたい!
- 自分で状況に合わせてコードをカスタマイズしていきたい!
と思うようになりました。
実は転職した当時からノンプロ研には入っており、VBA講座を受講してみたかったのですが、広告運用の副業と学習で忙しかったので、なかなか参加できませんでした・・・。
ですが、3月に広告運用の副業を辞め、ようやく時間を確保できるようになったので受講することができました!
受講した感想・5選
実は僕はプログラミングを学ぶのは初めてではなく、プログラミング学習サイトの「Progate」と「ドットインストール」でJavaScriptを、書籍でJavaを学んだことがありました。
なので、全くの初心者というわけではなかったので、そこまで苦労はしないんじゃないかなと油断してました。
まあなんとかなるやろ。
しかし、第2回を受けて早くも気づきました。
あ、これちゃんと勉強しなきゃアカンやつだ。
専門用語多くて大混乱
当たり前っちゃ当たり前ですが、プログラミング言語は英語がベースです。
なので専門用語もとにかくカタカナが多い。
・モジュール
・プロシージャ
・ステートメント
・オブジェクト
・クラス
・コレクション
・メンバー
・メソッド
・プロパティ
他にも日本語だけど関数、引数、戻り値などなど。
うっかりぼーっと聞いていたり、復習しないでいると、翌週の講座で
メソッドとプロパティってなんだったっけ・・・
と用語を思い出している間に授業が進行していくという地獄に陥ります。
なので復習は必須でした。できれば予習もしておきたかったです。
写経だからといって侮れなかった
ノンプロ研プログラミング講座は講座の途中でコードの例を見ながら実際に書くいわゆる写経の時間があります。
こんな感じ↓
見本を写すだけでしょ?余裕じゃん!
と思いきやちょっとしたミスでエラーが連発。
例えば下記の演習で「i = i + 1」を書き忘れ無限ループに入ってしまいました。
こんな感じ↓
永遠に終わらない処理が始まりフリーズするExcel、焦る自分、次々に写経が終わる他の受講生。
そんなとき講師の方の「はい、まだ写経が済んでない方もいますが進めますね~」の声が聞こえできます。
あああすみません、その終わってない人は僕のことです・・・。
見ればなんとなくこういう仕組みかと分かっても、書いてみると違うんだなと実感しました。
それと上記のDo While文はいきなり実行するのではなく、まずF8でステップ実行をするということを心に刻みました。
宿題むっず
ノンプロ研講座は1つの講座で5つほどの宿題が出されます。
(書いたコードをSlackに提出します)
こんな感じ↓
やりたいことは分かってもどう書けばいいのか分からないンゴ
簡単なものから難しいものまであり、書けた!と思ってもエラーが続いたり、そもそもどう書けばいいかわからなかったりしました。
これまでやってきたプロゲート・ドットインストールは写経ばかりのためで、実際に自分でコードを考えるという難しさが分かりました。
他の人の回答が見れるのが良い
そんな難しい宿題ですが、TA(ティーチングアシスタント)の方が採点と同時に模範解答をSlackにUPしてくれます。
また、Slackのスレッドに他の受講生が回答を投稿していくので、他の人のコードを見ることもできます。
「Aさんは自分と同じ書き方だなー」とか「Bさんみたいな書き方もできるのか!!」と人によって書き方が全然違いました。
この他人のコードを見ることができるのが凄くよくて、同じ処理をするのにもいろんな書き方があること、書き方の正解は1つじゃないことを知ることができました。
また、同じ受講生の中には、講座で習わなかった書き方をする人もいて凄く勉強になりました。
なので、
うん、わからん。写経しようwwww
と、宿題に行き詰ったら他の人のいろんな書き方を写経して回答してました。
いつExcel操作するの・・・?
「ノンプロ研プログラミング講座-VBAコース-」で特徴的なのが、セルやシートの操作するのは第5回からというところです。
カリキュラム↓
VBAはExceなどのoffice製品を操作して自動化するプログラミング言語なので、解説本や学習サイトなどでは割と早い段階でExcel操作のやり方が紹介されています。
例としてこちらのサイトでは第1章にあたる部分で早速セルに文字を入力しています。
Excelの神髄:第6回.とにかく書いてみよう(Sub,End Sub)
ですが、この講座は第4回までVBEの画面で書いたコードをイミディエイトウィンドウに出力させる演習を行います。
初めに変数、データ型、制御構文(分岐・ループ文)、関数などの基礎をしっかりと学んでからようやく実際にExcelを操作の仕方を学びます。
初めの方は結構難しく、何のために使うのか分からないまま写経したりするのですが、実際にExcelを操作すると楽しくなってきました。
講座が進むにつれ宿題もだんだん難しくなってはきましたが、終盤になると「あ、前習ったこれ使えるんじゃないか?」とアイディアが(まれに)湧いてくるので、基礎を固めておくのは大事なんだなと感じました。
今後の目標
ノンプロ研講座ではプログラミングを学ぶうえで以下8つの約束を守ることを重要視されています。
特に「1.実務で使う」はかなり重要だと思っています。
実務で使わなければ「なんのために学習してんだよ」となっちゃいますしね。
そこで、今後の実務での目標はかつてコピペしたコードを理解し、自分でカスタマイズできるようになりたいと思っています。
あとは「2.習慣化する」「8.アウトプット」は今からでも取り組めるかなと思っています。
僕はエンジニアのための情報共有ブログサービス「Zenn」で講座のメモを取っているので、これを公開できるようにしていきたいです。
メモがだんだんたまっていく・・・
まとめと謝辞
以上、ノンプロ研初心者プログラミング講座-VBAコース-を受講した感想でした。
実は講座期間中と基本情報技術者試験が重なったこともあり、宿題をまだ全て提出し終えていません!
早く宿題を出し終えて、講座の動画を見返しながら復習していこうと思います。
また、今回の講座の講師、TA、ホスト、一緒に受講した同期のみなさん、そしてノンプロ研主宰のタカハシノリアキさんありがとうございました。
初回の復習を済ませたら中級講座にもチャレンジしようと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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